マイクロスコープ
- 2021/06/04
- 顕微鏡歯科
こんにちは、フレンドタウン深江橋の2階で開業予定のヒデ歯科クリニックです。
昨日は新大阪のペントロンジャパンさんにお邪魔をさせていただきました。そちらでブライトビジョンというマイクロスコープを実際に触らせていただきました。特にブライトビジョン2380は操作が軽く、倍率を上げる際もスムーズでひとめぼれをしてしまいました。
ここで、マイクロスコープとは何かと言いますと、手術用顕微鏡と呼ばれるもので、皆さんが小学校の時に触ったことのある顕微鏡を医療用に使えるようにしたものです。皆さんはミジンコやミドリムシといったミクロな世界の生物を初めて見た時はさぞかし驚かれたことと思います。
歯科の世界もそうです。肉眼では見えないミクロな世界を眼前に映し出すことで、歯科医療の常識を変えてしまいました。これまで真っ暗で見えなかった歯の神経の道を、あたかも懐中電灯で照らすかのようにマイクロスコープは案内をしてくれるようになりました。百聞は一見にしかず、とはよく言ったもので、この“視える”化により虫歯治療や根っこの治療の成績はとても良くなっていることが報告されています。
さらに、科学は私たちに、リアルタイムで胃の中や腸の中の状態を見られるようにしてくれました。同じように、マイクロスコープにより、歯の中や歯ぐきの炎症状態をリアルタイムで映像にすることができ、これまで原因の分からなかった歯の痛みや歯ぐきの腫れを起こす理由を解明することが可能になってきました。
当院は最新の科学技術を進んで取り入れていきます。マイクロスコープにご興味がある方はぜひ当院に相談してください。
監修記事
院長 板東 秀典(ばんどう ひでのり)
大阪大学歯学部卒業
すもと歯科クリニック・とがわ歯科クリニック 副院長を経て、
2021年7月 ヒデ歯科クリニック 開業
90歳で20本以上健康な歯を残す「9020(キューマル・ニーマル)」をスローガンに掲げ、虫歯治療から予防治療・歯周病・インプラント・お子様の治療など多岐にわたる診療に従事している。