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正しい医療姿勢

こんにちは、フレンドタウン深江橋の2階で開業予定のヒデ歯科クリニックです。

昨日は、5-D KSGのオンラインセミナーを受講いたしました。
今回は、厳しい条件になった歯をどのようにして残すのか、をテーマに2名の先生が発表されました。お二人のご発表は大変わかりやすく、感銘を覚えました。また、きれいな口腔内写真が説明ツールとしてだけではなく、症例検討のための記録としても大事であることを改めて認識いたしました。また、科学的な根拠を基に治療プランを計画し、それを実践しているという安心感のあるご発表でした。

ただ、きれいな発表で素晴らしい、で終わらないのが、5-D KSGです。本当に診査の漏れがなかったか、本当にその治療法がその患者さんに合っていたのかなどの指摘が次々に飛んできます。あらゆることを想定するためには、診査の時にどこを見るべきなのか、またどの検査項目が必要なのか、どのような経緯があって現在のお口の状況に至ったのかを徹底的に調べていく姿勢が必要です。そして、紋切り型の治療ではなく、患者さん一人一人の状況(時間的な制約など)に合わせて、最適解を出していく姿勢が正しいのではないかとファウンダーの先生方は話されます。

法律上、診断をするのは医師や歯科医師のみと限られていますが、治療方法の選択は来院者の方が行うべきものです。ただ、正しい情報がなければ、正しい選択はできるはずはありません。正しい情報を提供するのは私たちの使命です。そのためには、問診と診査に時間をかけ、正確な診断を行う必要があります。当院は、問診と診査に重点を置いております。来院者の皆さんの思いやご希望を遠慮なくお話しください。

院長写真

監修記事 
院長 板東 秀典(ばんどう ひでのり)

大阪大学歯学部卒業
すもと歯科クリニック・とがわ歯科クリニック 副院長を経て、
2021年7月 ヒデ歯科クリニック 開業

90歳で20本以上健康な歯を残す「9020(キューマル・ニーマル)」をスローガンに掲げ、虫歯治療から予防治療・歯周病・インプラント・お子様の治療など多岐にわたる診療に従事している。