BIG3セミナーの報告
- 2022/04/04
- 一般
こんにちは、フレンドタウン深江橋の2階で診療をしておりますヒデ歯科クリニックです。
先月、白水貿易の主催するBIG3セミナーに参加をさせていただきました。
日本を代表する先生方のご講演を間近で拝聴できて最高のひとときでした。皆さんはあまりなじみがないかもしれませんが、本多正明先生、内藤正裕先生、山﨑長郎先生と言えば、歯科界でいう「BIG3」で、日本の歯科臨床のレベルの底上げに貢献された偉人の方々です。私の師匠の高田光彦先生と大森有樹先生のさらに師匠にあたる先生がたなので、当日はガチガチに緊張していました。
まずは本多正明先生のご講演ですが、3人の出会いとこれまでの歯科臨床のお話でした。30年、40年と歯を長く残すためにはどうすればよいのかをわかりやすく説明をされていました。
つぎに内藤先生ですが、不正咬合のある方に咬合調整を施すと左右の動きチューイングサイクルの改善がみられ、夜間のブラキシズムが軽減したと解説をされていました。私自身、内藤先生のお考えに賛同してこれまで臨床を進めていましたが、その正しさが証明されつつあり歓喜いたしました。咬み合わせも歯の並びも不変ではありません。日々刻刻と変化していきます。その変化の波にうまく乗れるように調律をしていくことが、いつまでもおいしく食事をするためのヒントなのでしょうね。
最後に山﨑先生ですが、プレゼンは宇随天元のように派手派手でした。カリスマ性のある先生だなと思いました。補綴物の選択のフローチャートはわかりやすく目から鱗が落ちました。
私もこの御三方のように長く臨床にかかわり続け、噛める喜びを一人でも多くの患者さんに提供できるようになりたいと思います。ご来院の皆様、ならびにこれから来院される皆様へ、これからも末永くヒデ歯科クリニックをよろしくお願い申し上げます。
監修記事
院長 板東 秀典(ばんどう ひでのり)
大阪大学歯学部卒業
すもと歯科クリニック・とがわ歯科クリニック 副院長を経て、
2021年7月 ヒデ歯科クリニック 開業
90歳で20本以上健康な歯を残す「9020(キューマル・ニーマル)」をスローガンに掲げ、虫歯治療から予防治療・歯周病・インプラント・お子様の治療など多岐にわたる診療に従事している。