GWの宿題 その2~咬合器装着~
- 2022/05/05
- かみ合わせ、顎関節症
こんにちは、フレンドタウン深江橋の2階で診療をしておりますヒデ歯科クリニックです。
ゴールデンウィークの宿題として、テンポラリークラウンと咬合器装着を行いました。
咬合器装着(マウント)についてお話をします。たいていの歯科医師は学生のときに実習で行ったことがあるのですが、作業が大変で、それっきりになっている先生がほとんどだと思います。技工士さんにお願いする方が綺麗ですし、楽です。ただ、自分でも出来ないとメンターの先生や技工士さんとお話が出来ないと思い、せっかくの休みを活用し、自分でマウントしようと奮起いたしました。今回は、福岡歯科大学の補綴学講座の加我先生に指導を仰ぎ、学生以来してこなかったマウントを行いました。
実際に自分でやってみると作業が大変で何度か心が折れそうになりました。ですが、仕上げてみると、大きな山の頂上に登った時のような高揚感がやってきます。ただ、ここからがスタートで、」咬合器にマウントした状態で、噛み合わせの状態をチェックし、上下の前歯の位置関係が良いのか、咬合平面と呼ばれる咬み合わせの基準面から歯が著しく出ていないか、被せ物を入れるスペースがあるのかどうかを診査していきます。
有意義なゴールデンウィークを送れて、お休みをいただけたことに深く感謝しております。
これからも妥協することなく勉強をし続けて、ご来院いただけている皆様の健康に貢献していく所存です。
ぜひ、深江橋のヒデ歯科クリニックをごひいきにしてくださいね。
監修記事
院長 板東 秀典(ばんどう ひでのり)
大阪大学歯学部卒業
すもと歯科クリニック・とがわ歯科クリニック 副院長を経て、
2021年7月 ヒデ歯科クリニック 開業
90歳で20本以上健康な歯を残す「9020(キューマル・ニーマル)」をスローガンに掲げ、虫歯治療から予防治療・歯周病・インプラント・お子様の治療など多岐にわたる診療に従事している。