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GWの宿題 その1~テンポラリークラウン~

こんにちは、フレンドタウン深江橋の2階で診療をしておりますヒデ歯科クリニックです。

ゴールデンウィークはお休みをいただき誠にありがとうございました。私はこの期間を利用して、依頼のあったテンポラリークラウンを行いました。

テンポラリークラウンとは、仮の歯のことを言います。部分的または全体的に噛み合わせに問題があるときに石膏模型をつくって、模型上でワックスを用いて理想的な形態を作り上げます。そこで噛み合わせのチェックを行い、問題なければその状態で仮の歯を作り上げます。下のような状態がそうです。全部の歯にテンポラリークラウンを仕上げています。ワックスアップを含めると丸2日かかってしまいました。かなり大変な作業ですね。

次回来院されたときに、前に入っていた被せ物を取り除き、この仮の歯を合わせていきます。そして、噛み合わせの状態をチェックし煮詰めていきます。

そして、その後、虫歯治療や根っこの治療を終え、歯の土台をつくります。仮の歯を調整して歯の縁をピタッと合わせていきます。この状態を技工士さんに再現していただき最終的な被せ物が仕上がります。

より厳密にしていくなら、このテンポラリークラウンの後は技工士さんにプロビジョナルレストレーションと呼ばれるより美しく精度の高い仮の被せ物をつくってもらいます。

テンポラリークラウンもプロビジョナルレストレーションも精度の高く、美しい被せ物を作るうえでは絶対に必要になってきます。これらを基に歯科医師は歯の形を整えたり、歯科衛生士さんは歯茎の状態の改善を図ったりしております。ただ、保険がきかない治療なので、保険外の自由診療として費用をいただく形になります。詳しい費用は当院までお問い合わせください。

院長写真

監修記事 
院長 板東 秀典(ばんどう ひでのり)

大阪大学歯学部卒業
すもと歯科クリニック・とがわ歯科クリニック 副院長を経て、
2021年7月 ヒデ歯科クリニック 開業

90歳で20本以上健康な歯を残す「9020(キューマル・ニーマル)」をスローガンに掲げ、虫歯治療から予防治療・歯周病・インプラント・お子様の治療など多岐にわたる診療に従事している。