銀歯の下の虫歯
- 2021/09/24
- 虫歯
こんにちは、フレンドタウン深江橋の2階で診療をしておりますヒデ歯科クリニックです。
今日は前回の続きの動画をご覧になっていただきたいと思います。
左上の6番目の歯に入っている保険の詰め物が、今年の1月につけてからしっくりこないとの訴えがあり、マイクロスコープで観察しました(デンタルドックのお話)。すると明らかに不適合な詰め物がされており、後日治療という流れになりました。
動画は金属を外した後からです。外した金属はペラペラで変形のしやすい状態でした。技工士さんが製作しにくい形なので、術者側の問題だとわかります。
さらに、歯の真ん中には大きくてかなり深い虫歯が放置されておりました。とても忙しいクリニックで治療を受けられたとのことなので、見落としがあったのかもしれません。このまま違和感を無視していたら、将来的には神経を失うことにつながっていたのだと思います。私自身が当事者として、過去に桃谷の歯科医師会に救急で運んでもらい、同様のケースで神経の治療を受けました…
治療後の動画です。今回はダイレクトボンディングとしてコンポジットレジン(CR)にて修復いたしました。神経の痛みが出るようならば神経を取る治療になると伝え、その場合は、歯の真ん中に小さく穴を開けて、根管治療を進めようと話をしました。
歯は1本1本が大切であり、消化器官として各々がしっかり全身の健康を守る働きをしております。その歯を失うのも守るのも皆さんの選択に委ねられております。
お困りごとの相談を希望される方はぜひ当院にご連絡をください。
監修記事
院長 板東 秀典(ばんどう ひでのり)
大阪大学歯学部卒業
すもと歯科クリニック・とがわ歯科クリニック 副院長を経て、
2021年7月 ヒデ歯科クリニック 開業
90歳で20本以上健康な歯を残す「9020(キューマル・ニーマル)」をスローガンに掲げ、虫歯治療から予防治療・歯周病・インプラント・お子様の治療など多岐にわたる診療に従事している。